フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
ずっと外で遊べる日
 六月二十五日、福島の市民団体が主体の活動「第二回アースディ福島in猪苗代湖」が開催され、活況を呈しました。今回は放射能により外で遊ぶことを制限されている地域の親子を招いての開催。会場であるキャンプ場には、自由に遊ぶためのさまざまな遊具が作られ、ターザンロープ、・木登り、魚のつかみ取りなど、子どもの笑顔が絶えないとてもステキな時間が展開されました。木登りコーナーは、子どもが初級・中級・上級と自分たちで決めたさまざまな木に挑戦する、力強い遊びの場となりました。どの子も大きなケガをせず無事に終了。森の中でハチに刺された大人一名を、救護班担当の山形プレーパークメンバー早川が素早く処置し、全員がホッ胸を撫で下ろすという一幕もありました。
「外で遊ぶときは三十分って決まっているんだ。だからずっと外で遊べることが楽しい」と素直な気持ちを語る子ども達に、隣県として山形がこれから何が出来るかが問われているようでした。(佐藤)