七月七日(土)午前十時より、鶴岡市第六コミュニティセンターにて、「フクシマを忘れないＤＶＤ上映会」が開催されました。

　昨年夏、鶴岡市で結成された「大震災・原発問題学習会実行委員会」と、「フクシマの子どもの未来を守る家」（放射能からの一時疎開と保養を考える母子を支援）が共催で、「原発震災ニューズリール…第二期シリーズ『子どもの命を守るには』」小出裕章助教授（京都大学原子炉実験所）ロングインタビューの上映会を企画しました。

　開会の挨拶・実行委員会のメンバーのお一人「庄内子育て文化共同の会」代表、大高さんのお話の中に、山形でも一九七〇年代に、鶴岡市湯の浜に原発立地計画が持ち上がったことが触れられ、「山形県民にとっても津波や原発事故は決して他人事ではない」と考えさせられ、視聴しました。

　今年の四月にされたインタビューですが、お話通りのことが今まさに現在進行中であることから、今後の再稼働の問題や汚染がれきの適切な処理の仕方など、本編で提案されているように「日本の子どもを守ること」という目標のもとに、冷静に確実にできることを実現することが大切と感じました。

　ＤＶＤ視聴後、参加者の皆さんで感想や自分の思いなどを語り合う時間も持つことができ、とても有意義な上映会となりました。（鶴岡市Ｋ）