六月二日(土)と三日(日)の両日、それぞれ二本松市と伊達市において、「子どもと親のための、夏休みの保養」を中心とした相談会が開催され、山形からは毎週末山形という団体が参加しました。
全国から集まった受け入れ支援団体による二十五カ所の相談ブースには、全日程中、千組を超える親子が訪れ、紹介される多彩な保養企画の説明にじっと耳を傾けていました。
生後間もない赤ちゃんを抱いて訪れる方が大勢いて、「少しでもいいから、放射能の心配がない場所で休みたい。」という声が多く聞かれました。震災から一年以上が経った現在の福島では、以前より自分が感じている本当の気持ちを出し辛くなっている人が多いと言われています。そういった中で、水面下のニーズが表に出てきた、貴重な二日間でした。(佐藤)