日本一の芋煮会フェスティバルにむけて
里芋の苗植え 大きく育っておいしくなーれ
今年で第二十四回目の開催となる、山形名物「日本一の芋煮会フェスティバル」。直径六メートルの大きな鍋を使って芋煮を作る、迫力ある大芋煮会のイベントです。今年は九月に山形市馬見ヶ崎河川敷で行われるそうです。
秋のイベントに向けて、五月十二日に山形市村木沢にある九〇アールの広さの畑に約一万五千本の里芋の苗を植える集まりがありました。
参加者は、市内の小学生「いもっこ」(芋煮応援隊)三十五人と、生産者の方々、山形商工会議所青年部のみなさん、そして今年は「NPOりとる福島」の子ども達三十三人と保護者が参加し、約百二十人で里芋の定植作業を行いました。
作業では、子ども達が中心となり二人一組で畝に専用スコップで穴をあけ、里芋の苗を丁寧に植え付けていました。土いじりの楽しさを味わった子ども達は、顔を輝かせて「もっとやりたい!」と進んで作業をしていました。
りとる福島から参加したお母さんたちは、「今まで勇気が出なくてイベントに参加できずにいたけど、親子共々楽しめて嬉しかった。また参加したいです。」、「山形に来たからこそ出来る、貴重な体験をさせてもらい嬉しいです。また、りとる福島として芋煮会に参加できる事が楽しみ。山形のみなさんと協力し合って、イベント開催のお手伝いができるので、今まで避難生活でお世話になった山形の方々に感謝の気持ちを込めてお手伝いしたいと思います。」と話してくださいました。里芋の収穫が今からとても楽しみです。(榊井)