四月三日、山形市避難者交流支援センター会議室にて、福島県議会、民主・県民連合議員会第一部会との意見交換会が行われました。
福島からの避難者ママ十名が参加し、一人一人それぞれの思いを話しました。
やはり避難者にとって一番の問題は三月で終了となった「高速無料化」です。一人のお母さんは涙で声を詰まらせながら「高速無料化の廃止はガソリン高騰の今、私たち避難者にとって家計の負担が大きく、週末しか会えない家族の絆も分断させられてしまいます。このまま家計の赤字が続けば、今だに除せんも進んでない福島に不安を抱えたまま、戻らざる得ない状態になってしまいます。」と訴えていました。これに対し、ある議員は「高速無料化の延長を国に要望し続けています。福島県の復興のためにもとても重要な事だと思っています。また、家族の絆がたたれてしまう事も許しき事態です。最終的には国の判断となってしまいますが、皆さんと声をあげていく事が重要なので、ぜひ一緒に国に要望し、力づくでも実現したい!」と答えていました。一人でも多くの声を伝え、高速無料化の継続を実現してほしいです。 (榊井)