「福島から避難してきたお母さんたちが創る、実家みたいな子育てひろば」――それが「ふくしま子ども未来広場」のコンセプト。山形に住み始め、少しずつ山形に慣れ親しんだお母さんたちが、いよいよ大きく動き出します。
主催は「山形避難者母の会」「ＮＰＯりとる福島避難者支援ネットワーク」で、福島県や山形県の行政、企業、ＮＰＯ団体などが協力しています。
オープンのお知らせには、お母さんたちの想いが詰まったメッセージが載せられていました。
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福島から避難してきて困ったこと。頼りにしていたパパがいない、実家がないこと。そして、私と同じ境遇のお母さんってどこにいるんだろうってこと。「ちょっと見ててね」って子どもを預けられる環境がどれだけ大切で、その時間がどんなにか次の子育ての糧になるのか…。繋がった避難ママたちは考えました。この山形に来て、子どもとたくさん笑って過ごすために、お母さんがほっと一息つける時間を作ってあげたい。自分たちが欲しい空間を自分たちで作ろう、そんなママたちの「想い」から生まれた場所です。
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「子育てひろば」では、保育士・看護師の資格を持ったお母さんが一歳から五歳児までの子どもを遊ばせてくれます。六月上旬からはサロン、中旬からは一時預かりも始める予定。
また、楽しいイベントやキッズスクールも実施する予定で、その第一弾として、オープニングイベントも計画されています。
子育てはやっぱり「笑顔」がいちばん。厳しい環境の中にあっても、素敵なつながりが笑顔を運んでくれそうです。

★グランドオープン( 一般公開)
五 月二十二日( 火)、二十三日( 水)
午前の部　午前一〇時～正午
午後の部　午後一時 ～三時
・子育て相談会、説明会、登録会　開催
・立体駐車場一時間無料

場所： カフェフォーラム
( 山形市香澄町2-8-1 2F)
［お問合せ］
NPO りとる福島避難者
ネットワーク事務局
電話　070-5474-0455
E-mail little.fukushima(a)gmail.com　※(a)を@に代えてください