久しぶりに、福島へと帰省した。
3月下旬の福島。朝はまだ肌寒いが太陽の日差しに春の暖かさが感じられた。
震災から一年がたった今も、故郷、福島では放射能汚染問題が続いている。
去年の十二月頃から、幼稚園、小、中学校、公園などに『リアルタイム線量測定システム』が県内各地に設置された。只今、試験運用中で、文部科学省のホームページでそれぞれの場所の空間線量をリアルタイムで見ることができる。
一年では消えてなくならない問題…不安を抱きながらも多くの人達が福島で生活していかなければならない現実を感じた。
それぞれの思いを胸に「うつくしまふくしま」を一日でも早く取り戻そうと、闘い続けている。
(じゅんじゅん)