先日、飛騨千光寺の大下大圓住職の法話を聴きに行ってきました。大下氏は仏教、医療、看護、人文系の大学で「スピリチュアルケア、臨床宗教学」などの教鞭をとり、また瞑想療法を取り入れた緩和ケアの活動などもされています。震災後はお坊さんたちと宮城に出向き、避難されている方々の足湯ケアなどを行なったそうです。
私自身も自然療法や代替医療といった総合医学について学び始め、瞑想もほぼ日課にしています。昨年の3月11日は自宅におり、ただならぬ揺れと何かが起き始めるのかもしれないという思いの中、机の下で瞑想をして過ごしました。
瞑想にはさまざまな方法と効果がありますが、自律神経の安定をはかりながら、心を見つめる内観、日々への感謝や祈りなど、目的に合わせて行なえます。昨年の6月から定期的に瞑想会を開催し、参加された方々からも、「静かに自分と向き合う時間の大切さ」を実感していただけるようになりました。
1日5分間だけでも深い呼吸をしながら過ごすことで、心身の落ち着きに変化があるように思います。
(プランナー&プラクティショナー浅倉かおり)
フリーペーパー うぇるかむ
「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください。