「311を、子どもたちに笑顔で迎えさせてあげたい。笑いからパワーをもらい、明日の活力につなげたい」と語る、「ピーチフィズ」(南沼原小学校避難者保護者会)の沢田さん。そんな思いから今回のイベントが実現した。
3月10日、11日の2日間、南沼原のコミュニティーセンターにて、ピーチフィズとNPOりとる福島が主催となり、「めおと楽団ジキジキ~一緒に歌って笑ってコンサート~」が行われた。会場には、福島の家族、山形の方々など約120名の方が集まった。
日曜奉仕団代表のプロデュースイベント「お菓子釣りゲーム」「ビンゴ大会」がりとる福島、山形大学ボランティアの方々のお手伝いのもと行われ、子どもたちは両手いっぱいのお菓子を抱え大喜び。
そして、前座にパーマ大佐のものまねメドレーでコンサート開演。ギターの世田谷きよしさん。ピアニカのかおるこさん、パーカッションのトニー山本さんの演奏で歌や踊りを披露してくれた。会場はジキジキワールドにひきこまれ、大爆笑! 参加したお母さんの一人は、「今まではつらい涙をたくさん流したけど、今日はお腹の中から笑い、楽しい涙が出ました」と語ってくれた。
(じゅんちゃん)