3月11日午後二時半より「ゆう あいプラザかたぐるま」にて、避難者52名を含む112名が追悼と交流のために集い、時間を共有した。
市と社協の代表者それぞれからの挨拶に続き、政府主催の「震災一周年追悼式」の中継を会場全員で視聴、2時46分、共に黙とうをささげた。野田内閣総理大臣の式辞、天皇陛下の追悼のお言葉を拝聴した。
中継後、福島県相馬郡新地町から避難し市内の小学校に通う大川育夢君が地震と津波の経験、その後の避難生活の様子を書いた作文を朗読。宮城県仙台市より避難した木村有希さんが震災後の、ある意味「原始的」と思える、生きるために必死になった日々と教訓を忘れないでいたいという思いを発表。被災地でボランティア活動を続けてきた鶴岡市民の三井雅子さんのメッセージで式典部分を終了した。
キャンドルを灯す時間をはさみ、第二部交流会は、八つのテーブルに分かれ、避難者・支援者・市民の皆さんで様々な思いを語り合う和やかなひと時を過ごし、最後は全員で「上を向いて歩こう」を歌い終了した。
(鶴岡市S)