雪解けの季節が待ち遠しい最近。春を呼ぶ「お寺でお餅つき」イベントが、2月25日（土）に山形市木の実町にある真宗大谷派山形教会にて開催された。
前日の快晴とはうらはらに、名残の豪雪とも呼ぶべき激しい雪の日だった。しかしそんな悪天候にもかかわらず、15組46名の福島家族が大集合した。

この日は、パパも５名参加した。中には山形駅に昼ごろ「週末避難支援バスうぇるかむ号」で到着し、駆けつけるパパもいた。
子どもたちは大きな臼で、棒状の杵を使って、「よいしょ、よいしょ」と一斉にお餅つき。あつあつのお餅が入ったお雑煮は、鶏肉のおだしがしっかり出たおつゆで、大好評だった。
「これ僕がついたおもち？おいしい！」
「３回おかわりしたよ！」
という子どもの声が弾む。お雑煮のほかにも、きなこ、のりまき、山形風の納豆餅も振る舞われた。
広いお寺の中は、滑り台、絵本コーナーも。新聞紙で作った刀でチャンバラごっこも展開され、もはやそこは遊園地状態。いろんな年齢の子どもたちの声が一斉に響き、外の大雪に負けないくらいお寺の中は賑やかになった。主催である地元の真宗大谷派関係者の方たちは、今後も、「お寺で手巻き寿司」、「お寺でラジオ体操？」など、継続的に企画していく予定である。
（Hiropy）