東京オリンピックの聖火が、東日本大震災の被災3県を巡回展示する「復興の火」が、3月21日(土)、仙台駅東口にやってきました。JR仙台駅東口自由通路の屋外デッキの特設ステージには、聖火皿にオレンジ色の炎がともされ人々の心を癒しました。聖火を一目見ようと、約5万2千人が会場に駆けつけ、500メートルを超える長蛇の列ができました。
また、前日3月20日(金)は、「復興の火」展示に先立ち、聖火を迎える到着式が開催され、その後石巻市「石巻南浜津波復興祈念公園」に展示されました。前日も観覧した宮城県の男性は「一生の思い出になるので、記念に残しておきたい」と長蛇の列の中カメラを片手に順番がくるのを心待ちにしていました。
「復興の火」はその後、岩手県、福島県で展示され、延期になってしまった「TOKYO 2020オリンピック」まで福島県と東京都で保管される予定です。(3月30日時点)
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