1月26日(日)河北町の農家の協力を得て、ボランティアサークル「ハチドリ一滴の会」主催の味噌仕込みの交流の集いが行われました。
原料の大豆は、河北町などで栽培されている香り高く甘い味の「秘伝豆」。この秘伝豆は、農業・後藤浩一さんが農薬を使わず有機肥料で育てたもので、使う麹も、有機栽培の「つや姫」を自ら培養した米麹です。
大量の大豆を茹で上げたのは、隣家の後藤豆腐屋さんで、前々日からの徹夜に近い作業をしていただきました。この大人数での味噌造りの集いは、高齢や労力不足で、今回が最後の味噌造りの集いとなりました。
集いには、県内に避難している家族をはじめ、南相馬市や郡山市など、福島県に戻っている家族15人や、東京や仙台市からも参加があり、総勢40人を超える賑やかな味噌造りの集いとなりました。福島県から参加した子どもは、大豆の練りあげに、終始笑顔で挑戦していました。
使った豆は全部で180キロ超。参加者は、1キロ600円で分けてもらい、自宅で熟成して味噌に仕上げます。
味噌づくりの後は、豆腐や魚に串を挿して田楽造りを体験、本格的な「囲炉裏」を囲み炭火で焼いて、慰労と交流の集いとなりました。
【お問合せ】
ハチドリ一滴の会(代表 八矢昭司)
TEL:080-4512-5402