今、一番たいせつと思えることや人に心を向けてみてください。
静寂な時の中で、目をつむって、胸の前で両手を合わせます。
その両の掌の中にたいせつなことを入れて包んであげてください。
その手のひらの中にあるものは、貴方の希望であり、種であり、愛であり、光です。
世界は悲しみや苦しみに満ちていますが、自身が自らのたいせつなものに意識を向け、
丁寧に扱う時、そこには優しい光が生まれているはずです。
手のひらの中に生まれた光の種が、どんどん大きくなったら、その光の中に、自分自身も含めて、癒したい人をその光の中にいれてあげてみてください。光を生み出すのは、特別な誰かではなく、一人一人が、誰かを、何かを、大切にしたいと思う気持ちからに他ならないと思うのです。
小さな光。けれどもそれは、世界をも包み込む大きな愛の一滴になっているのです。
カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志 村 友 理