10月18日(金)、第3回にこにこ交流塾「庄内藩と松山藩のつながりを知る」が、鶴岡市社会福祉協議会主催で開催されました。今回は酒田市社会福祉協議会の方と合同で庄内の秋を満喫し交流を深めました。
バスの中からは、真っ青な空に鮮やかに見える鳥海山が、田んぼには「冬の使者」白鳥が飛来し、落ち穂を食べている様子が見られ、秋の深まりを感じました。
最初に、酒田市の「松山歴史公園」に向かいました。松山地域は、松山藩2万5千石の城下町として歴史と由緒を誇る地域で、鶴岡市と同じ城下町として栄えたところです。一行は、公園内の色づき始めた紅葉を楽しみながら散策しました。
次はきのこの形をした杉並木がある「総光寺」へ。参道に立ち並ぶ約120本のきのこ杉は、歴代の住職の手により美しいきのこ形の景観をつくり出してきたものです。参加者は「きのこに似てる~」と初めて見たきのこ杉に感動していました。
次は、庄内平野と最上川、日本海を一望できるビュースポット「眺望の森」を経由し、昼食を食べた後はお待ちかねのオランダせんべい工場見学です。こちらの工場では、せんべいの生地づくり、包装、出荷まで自社工場で一貫生産しています。そのため工場全体の長さは545メートルもあり、生地の乾燥炉は日本一の長さと言われています。案内の方からオランダせんべいは、方言の「おらだ(私たちの)」から名づけられたと聞き、「なるほど、知らなかった」と参加者も一同にうなずきました。
帰りはお土産のせんべいと思い出をバスに乗せ、それぞれの帰路につきました。
【お問合せ】
鶴岡市社会福祉協議会
TEL:0235-24-0053