フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
吹雪の開会「もちつき交流会」

「うぇるかむ」でも紹介された「新春もちつき交流会 in 鶴岡」、当日朝は、新年迎えて初の大雪・吹雪! 「庄内地方らしい」とは言え、自家用車で来られる方々の参加が危ぶまれ、集まったスタッフ・ボランティアのメンバーもドキドキしながらの準備開始。
フタを開けてみれば、参加者100名以上の大盛況。子ども連れの方が多く「子どものために避難している」その現実を垣間見た思いであった。一方で、60代以上や子どもがいない世帯の参加も見られ、様々な年代の避難者が、隣り合わせた避難者との交流やアトラクション、つきたてお餅に庄内名物寒鱈汁と、様々に楽しいひと時を過ごされていた。
閉会の時に、南相馬市から避難しボランティアスタッフとして企画から手伝ってきた男性が挨拶し「子ども達の笑顔をたくさん見ることができた。それがなにより」という言葉に多くの参加者が同意されていたようだ。主催者側も「できることは限られているが、少しでも避難者の皆さんのお力添えができればと思う。寄り添い共に歩んでいきたい」と思いを語っていた。
(鶴岡市S)