迫る大寒波の中でいががお過ごしでしょうか。
雪で苦労していませんか。
水道管が凍結していないでしょうか。
自然という抗えない物のせいで故郷を離れなければならなくなり早11カ月。
そのお気持ちを察するに余りありますがいつか宮城がまた元通りになり、また帰ってこられる環境、気持ちになるまで私は宮城の地で皆様を待っていたいと思います。
あの時のことはとても綺麗な言葉で言い表せるものではありませんでしたね。
黒い波がすべてを呑み込み残骸を吐き捨てていき、昼間から窃盗が相次ぎ、物資提供時はとり合いになったことなど私の中ではけっして忘れることのできない記憶となっています。
いつかこのことも言葉でまとめられ、美化され、美談として後々まで語られることでしょう。
このことは山形の方々には失礼ですがけっして理解できない部分だと思います。
テレビや新聞などではわからないこと、裏も表も、幸も不幸もひっくるめてあの時何が起こり、何がありここまできたのか。
山形の方々との温度差は拭えるものではないでしょうが自分を見失わずに
山形の地で御活躍されることを宮城の地で切に願っております。
(いち宮城県民より)