12月1日(土)に南相馬市社会福祉協議会、南相馬市福祉事業所連絡協議会主催による「南相馬 障がい者スポーツ交流会」が南相馬市の小川町体育館で開催されました。山形市立第十中学校のPTA総勢20名がボランティアで参加しました。
同中学校には、震災後、多くの生徒が避難して来ました。南相馬市の方が多く、生徒会や部活動などで活躍。そのご縁から交流が生まれました。生徒たちは、震災以降毎年、南相馬市の福祉施設が作る缶バッジを購入し、ショッピングセンターで販売することで、障がい者の就労支援活動に取り組んでいます。一方PTAは子どもたちの活動を見守りながら復興支援として、仮設住宅の訪問などを行ってきました。
2014年から「南相馬 障がい者スポーツ交流会」に参加し今回が5度目。募金活動で集まったお金で山形名物「いも煮」の振る舞いと輪投げや玉入れによる交流を行っています。
参加者からは「毎年来てくれるのが楽しみ。しょうゆ味のいも煮は格別ですね。」などの声や、十中父兄からは「参加するたびに顔を忘れずに覚えていてくれるのが嬉しい」と互いに交流を深めていました。活動を当初から見守ってきた佐藤校長先生は、「震災当初の人々の関心が薄れてはいけない。この活動が長く続いていることがとても嬉しい。」と語っておられました。
【お問合せ】
南相馬市社会福祉協議会地域福祉課
TEL:0244-24-3415