もし今、悲しみや辛さの中に生きていても、未来の自分が同じように心痛めているとは限らないの。
いくつもの誤解、いくつもの傷、いくつもの疼き、生きていればそんなものには数限りなく出会うもの。けれど、ほんわり愛おしい存在やほんのりと優しい時間、心和らぐ幸せな瞬間にも、同じくらいにたくさんたくさん出逢っている。
どの気持ちを持っていこうか。
どこに向かって生きていこうか。
心の軸を忘れなければ、人は幸せをなくさないよ。
誰かの言葉に乗せられるのでなく、自分の思いで生きればいい。誰かの言葉を語るのでなく、自分の言葉で語ればいい。
特別な誰かがいるわけじゃない。誰かが偉いわけでもない。けれど、誰もが特別な存在として、特別な時を生きている。この時代を選んで、この自分を選んで。
カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志 村 友 理