人生には様々なステージがあります。波乱万丈の章、穏やかに優しい章…その物語の中には、哀しみも切なさも、喜びも嬉しさも、たくさん散りばめられています。さて、貴方は、今までの人生の中で、幸福と思われる数と不幸と思われる数、どちらが多いと感じますか?
同じ出来事が、複数の人に同時に訪れたとしても、すべての人が同じ感想を持つわけではありません。その出来事を悲しいと感じる人もいれば、有難いと感じる人もいるのです。それは、育ってきた環境や教育によって、感じ方や受けとめ方が違うからですが、だからと言って、人は、いつまでも同じままでいるわけでもないのです。生きている限り、心の成長が止まることはないからです。
幕が開いた章を生きている間は、その物語の中にあるエッセンスをしっかりと感じ取りながら生きてみる。そうすることによって、未来に繋がる物語は明るく希望に満ちたものになっていくのだと、私は感じています。
カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志 村 友 理