9月9日(日)山形県と宮城県に避難された浪江町民の皆さんと、いわき市内で避難生活を送る浪江町民の皆さんとの広域交流会が、宮城県の作並温泉「La楽リゾートホテルグリーングリーン」で開催されました。今回の交流会は、いわき市に避難された皆さんで結成された「なみえ絆いわき会」と「一般社団法人東北圏地域づくりコンソーシアム」の連携事業として行われました。
広域交流会「なみえ絆いわき会」 当日はあいにくの雨模様のお天気でしたが、各地域から出発するマイクロバスに乗り、山形県からは、11名が参加し、総勢118名が集まりました。
交流懇談会では、来賓として参加された浪江町役場の方から、復興の状況についての説明を聞きました。各地域の代表者あいさつでは、山形県代表の「浪江コスモス会」代表岡田有一さんが、「山形弁が難しい時は、笑顔で返事をする時もあります。」とユーモアたっぷりに山形での生活の様子を話し、会場は笑いに包まれ和やかな雰囲気になりました。その後は、昼食をとりながらの懇談会です。久しぶりの再会に旧交を温める姿が多く見られました。昼食後は、バスで宮城県の観光名所「定義如来」に移動しました。広域交流会「なみえ絆いわき会」「定義如来」は、平安時代の貴族、平清盛の家臣・平貞能ゆかりの寺院で、縁結びにご利益があると言われています。一行は、雨にも負けず傘を片手に、定義名物の三角あぶら揚げ店にまっしぐら。帰りは、お土産とお土産話でいっぱいのバスに乗り山形への帰路につきました。
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