いよいよ本格的な降雪シーズンの庄内地方、避難者の方々も初体験の地吹雪や連日の除雪作業に驚きと戸惑いを隠せないようだ。
昨年11月末に開かれた「冬のくらし安全運転講習会」では、地吹雪になってしまった時のアドバイスもあったが、実際に吹雪に見舞われると、視界の悪さ・路面事情の悪さなどに緊張したとの声も。鶴岡市民なら平気で出かける天気でも、雪があまり降らない地域から避難されたご家庭では「こんな天気の日に出かけるもんじゃない！」と外出を控える傾向もみられるようだ。
さて、「せっかくの庄内の冬の美味しい物や文化を楽しんでもらいたい」という支援者の気持ちと、「避難者どうしで今どう過ごしているか話してみたい」との避難者の声をかなえるために、1月29日（日）に「避難者もちつき交流会」が計画されている。安心安全な庄内もち米のお餅や庄内名物寒鱈汁、新鮮野菜のお得販売、辨天太鼓の実演や体験等々、送迎バス・託児付で開催予定だ。一人でも多くの方々に庄内の文化と交流を楽しんでいただきたいものだ。
（鶴岡市Ｓ）
