フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください

お盆ですね。今年は実家のお墓参りに旦那と子供と父とみんなで掃除に行きました。信夫山には、セミがたくさん鳴いていました。これからもいろいろがんばるゾ
(福島市→米沢市・40代女性)
 


米沢で仲良くなったおじちゃん、おばちゃん夫婦は動物が好きで、その縁から、福島の保護ネコを飼ってもらっています。もう3匹になります。
(福島市→米沢市・40代女性)
 


夢をもう一度、あの感動を!!原発で古里への帰還をあきらめた今、もう一度避難先の山形の地で、人生最後の夢をオリンピック聖火をかかげ、走ってみたい。それが原発福島復興への道として、思い出、願いとして、心に刻み生きて行きたい。再度あの感動を!!
(伊達市→天童市・70代男性)
 


大雨と、とんでもない大きな雷の音に、近くに雷が落ちたかなと母は言った。私は大泣きしていた幼い日、母は優しく私を抱いて蚊帳の中で一緒に寝てくれた。子守唄を静かに歌ってくれた。私はいつのまにか安心して眠っていた。あの遠い日あの母のやさしい子守唄を今でも忘れない。お盆には、故郷に帰って、今は亡き母、父のお墓まいりをして来た。智恵子抄でも有名な本当の空がある故郷
(二本松市→米沢市・60代女性)