~湧水の遊佐町散策と美味しい魚のお買い物~
南陽市社会福祉協議会主催のバスツアーを、隣接する高畠町社協の方々も参加して、7月14日(土)に開催しました。横顔の形をした山形県の『えくぼ』の位置の南陽市から、最北端の『おでこ』にあたる遊佐町と湊町酒田市へ行ってきました。
映画「おくりびと」のロケ地で記念撮影をして、昼食は旬の天然岩牡蠣をはじめ、鰈やむきそばなど庄内の夏の味覚を堪能し、「太平洋側の牡蠣よりずっと大きいね、おいしいわね」と喜んでいただきました。
次に向かったのは鳥海山・飛島ジオパークの牛渡川。清流にしか生息しないという梅花藻が咲き始め、森に入るとひんやりとした空気とともに「丸池様」がエメラルドグリーンの水面を現し「神秘的、すてきね」と感嘆の声があがりました。水中の樹木も湧水で朽ちることなく不思議な形をしています。神社にお参りの後、日差しが出てまた一層鮮やかな色に変わり感激しました。その後は、海の荒波にさらされた十六羅漢の岩場へ行き、酒田米菓へ。庄内米を原料に自社工場で一貫生産している、長~い工場でした。
鳥海山は、車中からも何度も見るチャンスがありましたが、残念ながら稜線は見えても、山頂は雲に隠れて優美な姿を一度も現してくれませんでした。
遊佐町には鮭御殿や米農家の大きな瓦屋根の家が多く、参加された方々には懐かしく、太平洋とはまた違った青い海を感じられた庄内の夏ではなかったでしょうか。
(南陽市社会福祉協議会 生活支援相談員)
【お問合せ】南陽市社会福祉協議会 TEL:0238-43-5888