6月23日(土)に、寒河江市内のさくらんぼ園にてNPO法人やまがた絆の架け橋ネットワーク主催の「みんなで湯ったりさくらんぼ狩り交流会」が開催されました。
当日は避難世帯・帰還世帯など15組50名が集まり、真っ赤に実ったさくらんぼ狩りを楽しみました。この日は佐藤錦の出荷最盛期と重なり、枝いっぱいに実るさくらんぼに歓声があがりました。「こっちの木が甘くておいしいよ!」「高いところの方がおいしいなぁ」など、園内を駆け回りながら味見をしたり、高い枝を目指して肩車をしたり、山形の初夏の味に舌鼓を打ちました。
また、園内に1本の「月山錦」も味見させていただき、黄色いさくらんぼが実る枝の下には長い列ができました。「初めて食べた!」「月山錦、甘―い!」などの声があがり、大切そうに最後まで残しておく子もいました。
福島市へ帰還した参加者からは、「山形で生活していた友人とも久しぶりに再会できた。子どもたちにとっても山形は思い出の地。帰ってから思い出すことは、みなさんに親切にしていただいたことや楽しかったことが多い。自分もリフレッシュできた。」との声が寄せられました。
さくらんぼ狩りの後は、昼食交流会を行いました。テーブルに並んだ芋煮や漬物など、山形の郷土料理に「しょうゆ味の芋煮は子どもにとっても思い出の味。自分で作る芋煮も今ではしょうゆ味が定番かも」など、第二のふるさとの味を楽しみ、近況を語り合いながら思い思いの時間を楽しみました。