4月19日(木)高畠町社会福祉協議会主催の第1回避難者サロン「まほろば」のお花見会が長井市で開催されました。朝から雲ひとつない快晴の中、お花見観賞は伊佐沢の久保桜からスタートしました。
地元ガイド「長井黒獅子の里案内人」より、樹齢約1200年といわれている久保桜の説明を受け、真剣な面持ちで話を聞いていました。次に一行は、長井橋北側の堤防沿いに見事な桜の木が約2km続いている桜の名所「最上川桜づつみ」に向かいました。残雪が残る山々と遠くまで続く桜を見ながら、お好みの団子を味わいました。次は、長井市で代々続いた商家の「丸大扇屋」を見学しました。「丸大扇屋」は彫刻家「長沼孝三」氏の生家でもあり、敷地内には「長沼孝三彫塑館」が併設されています。普段は触ることのない貴重な彫刻の感触を楽しんでいました。
お昼は長井市の特産品、菊芋の健康ランチ「菊寿」をいただきました。菊芋は美容と健康に大変によい食材で、てんぷら、きんぴら、お吸い物などさまざまな菊芋料理が並びました。お腹いっぱい食べた後に立ち寄った道の駅では、しっかり菊芋を買って帰りました。参加者からは、「時折風に舞う桜吹雪がとてもきれい」「普段ゆっくりする機会があまりないので、ゆっくりできてよかった」「一人では、なかなか来ない場所なので、参加して良かった」などの声が聞かれ、すっかり春を満喫した1日でした。