人は、どうしても自分の耳に自分なりの翻訳機をつけてしまうことが多いもの。相手が伝えようとしている真意を正しく聞くことは、案外と難しいものです。自分が使っている単語が相手の使っている意味と全く同じであるとは限りませんから、伝える側も聞く側も、真ん中に相手を尊重する思いと信頼を置くことが何よりも大事です。
どんなに問題が生まれたとしても、相手を裁くことは、決して良い結果には繋がりません。問題の種は、意外と小さな誤解から始まっていることも多いもの。自分の聴き方、伝え方、受けとめ方の癖をもう一度チェックしてみてくださいね。
言葉を受け取る自分が変わり、言葉を伝える自分が変わることで、見えていた風景は自ずと変わってくるはずです。新しい年を迎える前に心の中も大掃除。新年は美しい景色の心で迎えられますように。
カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志 村 友 理