
「福島のこどもの外遊び支援ネットワーク」は、福島の子ども達が放射能に怯え、屋内で過ごす日々が続いていることを憂慮したメンバーにより、猪苗代に拠点を置くNPO法人こどもの森ネットワークが事務局となり立ち上げた組織だ。
原発事故後、福島ではさまざまな不安要素から、外遊びをひかえる家庭が多く、子どもたちが本来感受性を養わなければならない幼少期に、自然とのふれあいや体験をする機会が失われている現状を何とか改善したいという強い思いで、今まで培ってきたさまざまな自然体験プログラムを提供しようと活動を始めた。
これまでいわき市、福島市、須賀川市などから子どもたちを招き、猪苗代湖をのぞみ磐梯山を仰ぎ見る自然豊かなフィールドでの楽しい体験活動などを提供している。参加した子ども達は目を輝かせて「また来たい!」と口々に答えてくれる。今後もこうした活動を継続させていくそうだ。
(齋藤)
情報提供
森の楽校フォレストランド 主宰
NPO法人こどもの森ネットワーク 理事長
森の工作どんぐり in 緑の村 橋口 直幸 氏