私たち親子は、８月の中旬頃から米沢で生活を始めました。多くの自主避難者と同じように、親戚も知り合いもいない土地。避難するまでは「避難すること」に一生懸命で走ってきたので、避難当時はホッと落ち着いたと同時に、言いようのない不安に襲われました。
あれから３カ月と少し。たった３カ月なのか、もう３カ月なのかは自分でも分からないけど、この３カ月の間にたくさんの方々と知り合うことができました。
福島市でも活動していた分野で、何か自分に出来ることはないか……と模索しながら過ごしていた８月に、同じ気持ちで過ごしている自主避難のママと知り合ったことで、一気に走り出したサークル結成。
それでも、不安に押しつぶされそうな夜はあります。これで良いのだろうか……と悩むことも。けれど、子どもを守るため母親も元気で前を向かなければなりません。
そのために、母親が息抜きを出来る時間と場所を求めるだけでなく、自分たちで作っていくことも必要だと思います。
（あやっぺ）