岩手県と宮城県境の山間部に位置する、岩手県一関市千厩・折壁地区に、宮城県気仙沼市と大船渡市の被災者仮設住宅がある。ここは認定NPO法人「とちぎボランティアネットワーク」が、継続的にサポートに取り組んでいる仮設住宅だ。
栃木県より岩手県までの5時間30分という距離を、毎週ごとにスタッフが通う。距離・スタッフ・冬季の道路事情を考えると、地元の岩手県民や近隣である山形県民から継続し関わって欲しいとの要望もある。
仮設住宅で生活されている方は、心の叫びをストレートに表すことなく、内に秘めたまま生活を送られているケースが多い。寄り添いのスタンスでサポートし続ける体制、岩手・宮城・山形から継続してサポートする支援者を必要としている。