9月4日(日)に、いわき市にて「未来会議2016 vol.2」が開催され、いわき市民をはじめ、福島県内外の100名を超える方々が集まりました。
今回のテーマは〝それぞれの、ふるさと〟。前半は小説家の柳美里さんと、勿来ひと・まち未来会議の室井潤さんを迎え、生い立ちや、〝ふるさと〟とは?についてのクロストーク。ゲストの柳さんは、韓国籍で横浜や鎌倉など住まいを転々としながらも、縁があって2015年に南相馬市に移住。「南相馬の人と親しくなり、離れられなくなった。流れながら生きてきたが、住み着いた場所が〝ふるさと〟と思っている」と語り、また、いわき市出身の室井さんは「地元を離れ東京にいた時期もあったが〝墓守〟を意識して帰郷した。〝ふるさと〟とは〝心のよりどころ〟」と語ってくれたのが印象的でした。後半は参加者がテーマを持ち寄り、ワークショップを開催。「ふるさとが苦手なぼくら」や「出たことないコンプレックス」などユニークなテーマも飛び出し、会場は最後まで熱気にあふれていました。
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