６月23日（木）、避難者のつどい「小旅行」を開催しました。今回は〝世界一のクラゲ水族館〟で有名な「加茂水族館」に行ってきました。当日は、残念ながら降水確率１００パーセント。すでに朝から雨が降り始め、全員が傘を持参してバスに乗り込みました。
　鶴岡市に入り、目の前に海が開けた頃には、なんと！ 雨があがり、久しぶりの海の風景を堪能することが出来ました。「この景色、うちの庭みたい」と、海の風景が当たり前にあった以前を懐かしんでいる声があり、心が痛くなりました。
　加茂水族館見学はちょうどお昼前だったので、魚やタコは〝食〟に見えてしまい「おいしそー」の声が。それに比べてクラゲは〝癒し〟の空間ですね。水の中に広がる幻想的な世界と、ただただ水中をゆらゆらと漂う無垢な姿に、みなさん見入っていました。
　その後、鶴岡の老舗「つけもの処本長」で買い物をし、「ダイニング花」で昼食をとり帰路に就きました。片道二時間の移動中も会話を楽しみ、最後まで有意義な旅になりました。
　　（社会福祉法人　天童市社会福祉協議会）