11月6日「庄内秋の恵み観察会」冬生活
日本海側に位置する鶴岡市では、3月以降、増減はあるものの、岩手・宮城・福島・茨城より約430人の方が避難生活を送っておられます。(庄内地方全体では約760人)
6月には、鶴岡市主催で「おしゃべり交流会」と題して避難者交流会が開催されました。その後、主に福島県からの自主避難世帯が増え、避難者の内訳・事情も変化しました。
9月末には、避難者有志が中心になって呼びかけ、鶴岡市以外の庄内地方へ枠を広げた避難者情報交換会が開かれました。
世帯主である息子家族と離れての生活のため、「地元自治体からの連絡は全て息子に行き、自分達には情報が入らない」という老夫婦、自主避難のため「地元行政からの情報支援がない」という若い夫婦……というように「自分に今必要な情報をどのように入手したらいいのか……」ということが共通した悩みのようでした。
市からのダイレクトメールに加え「避難者支援だより」が発行されるようになり「今必要な情報」提供の一歩が始まったところです。手探りではありますが、皆さんの生活再建を応援しています。(鶴岡市S)