辛苦の状況下でも笑って生きていられる人がいます。一方で、怒りや攻撃に身を任せる人もいます。前者は、日々を生かされていることへの感謝が養われている人。心がやわらかで豊かです。そんな人には、周りに素敵な人が集まり、愛ある助けが集まります。また、愛を素直に受けとめることが出来る人は、素直に笑顔が生まれます。その循環は、関わるすべての人の心に喜びを生み、幸せを増やしていくのです。
一方、傷ついたことに意識を向け過ぎていると、怒りや悲しみなど負の感情の連鎖が起きやすくなります。どのような立場にあっても人間である以上、怒りをぶつけられれば、当然、痛みを感じます。その痛みを感じた人が同じように誰かを攻撃してしまうことになったら・・・。このような負の連鎖は、世界に争いを生む種です。自分を不幸と設定したところから不幸が始まることを知っていてほしいものです。
カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志 村 友 理