フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
●高圧洗浄機を借りてきて家の周りを除染してみましたが気休めにしかなりませんね、除染は地域一体でやらなければどうしようもありません。(福島市男性)

 

●夕方、家に帰っても灯りが灯っていませんし、自分ひとりでの夕食はとても寂しいです。まるで独身時代に戻ったようです。(福島市男性)

 

●ときどき建物の窓から外を眺めている子供を見かけます。思いきり遊びたいのを我慢させなければならないのは辛いですね。(福島市男性)

 

●「たからもの」を歌ってるみんなで紅白に出れるといーなー。出るとしたら、紅と白どっちかな~(笑)(福島市・避難ママ)

 

●「避難のストレスが体調不良を起こさせる」とか「避難させた親が子供を病気にさせる」的なネット上の発言は、私達避難者をあまりにバカにしてる。こういう人が避難を更に困難なものにしている。(福島市・避難ママ)

 

●9月から山形市に来てみたら、今まで悩んでいたことが、不思議なくらいに払拭され、快適な生活に驚いてます。(福島市・避難ママ)

 

●ここで繋がれたこと、きっと偶然の必然で、これだから人生捨てたもんじゃない。原発事故、放射能汚染…そして自主避難。しんどかったけど、私たちはこうして生きていて、福島人としてここにいる。(郡山市・避難ママ)