フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
 今、飛行機に乗っています。機内誌に『仏教国ミャンマー』のことが掲載されているのですが、ちょっと素敵なのでご紹介。
 仏教国ミャンマーでは、毎日功徳が当たり前。では、功徳とは何か…「善いことと思ってすれば、結果がどうあれそれは功徳」と僧侶が書いていらっしゃる。なんてシンプル!
そういえば、子供は当たり前のようにしているのですよね。大人になり、複雑な世の中に生きているうち、善悪の判断を考え過ぎて、いつしか善いことを行おうという意思が薄れてしまったのかも。
 善い行いをすれば、自分自身の心も晴れ晴れと喜ばしく感じます。
 仏教国では、そこにお釈迦様が生きていらっしゃると思い、他の人と接すると。
 『お釈迦様が見ていてくださる』『神様が見ていてくださる』 そんな信仰心は、自らを清め、高めていくものなのでしょう。誰かに認めてもらいたい、誰かに褒めてもらいたいという欲求より、自分の行いを自身が認め、誇りに思えるよう、小さな善行を積んでいくことの方が、しあわせを呼ぶ力になりそうな気がします。
カウンセラー・スピリチュアルケアアドバイザー 志 村 友 理