岩手県大槌町第九仮設住宅団地に山形市在住の演劇落語家 俊風亭太平楽さんが招かれ、古典落語「桃太郎」太平楽バージョンを口演しました。
演劇を土台とし、臨場感あふれる表現力と観客との一体感を目指すのが太平楽流。参加した十五名のご婦人は、多彩な表情と軽妙な語り口に大笑いし楽しい一時を過ごしました。
笑いで心が和んだ後は、医療講話とお茶っこ(お茶会)がおこなわれ、悩み事や健康の相談で盛り上がりました。
「津波を思い出し、今も眠れない」との悩みに医療関係者が安眠の方法をアドバイスすると周囲からもさらに質問が飛び交い、和気あいあいと相談が続きました。
「笑いは免疫力を高める」と言われています。太平楽さんは「心が軽くなり、不安の解消に役立てる力になりたい」という想いで、「NPO法人心の架け橋いわて」の招きにより年に四~五回大槌町や釜石市で演劇落語を披露しています。
山形や被災地等で出前寄席を開催されたい方はご連絡ください。
■連絡先(井上)
TEL 090(6497)0279