11月下旬、南陽市立梨郷小学校の皆さんが育てた野菜を南陽市社会福祉協議会に届けてくださり、代行してお渡ししました。野菜を受け取った方々は「ありがたいね」「元気がもらえるね」と心温まった様子でした。また、一枚一枚書いてくれた手紙を手にすると「励まされるよ」と話し、子ども達からのまごころが伝わった瞬間でもありました。
梨郷小学校のみなさん、野菜つくりに関わったみなさん、本当にありがとうございました。
(南陽市社会福祉協議会 生活支援相談員 S)
~南陽市立梨郷小学校からのメッセージ~(抜粋)
梨郷小学校では、生活科や総合的な学習の時間などにおいて、保護者やJA青年部の方々を「ファームの先生」としてお招きして野菜の栽培活動に取り組み、昨年度より「子ども農業生産法人のびのびファーム」という学習チームを立ち上げ活動しています。
今年は、秋野菜が大豊作で、宮城県塩釜市の寒風沢島に児童・職員・保護者・地域の方からなる訪問団を結成し戸別訪問をして、それぞれ百本(個)以上届けることができました。また、福島で採れたひまわりの種を育てて、また福島へ戻すという「ひまわりプロジェクト」にも全校生で取り組みました。
今回、南陽市に避難されている方々に大根や白菜などをお渡しできることは、子ども達にとっても喜ばしいことであります。できるだけ多くの皆様にお渡しできれば幸いです。