第55号-2014年11月 コラム いきいきアドバイス 4 「よそものであること」 新しい土地に移り住んで不快な体験をした人は、よそものであることを知られないように生活しようと思いがちです。落ち込んでいるときは1つの体験からみんなそうだと思うことが多いものです。 (よそものであることを意識しないことで) 地域の中で自然に振舞うことができます。そして何かのきっかけでよそものであることがわかったときに、本当は地域の人が温かく接してくれることに気づきます。 そこからよい人間関係が始まります。 早稲田大学 総合人文科学研究センター 招聘研究員 松村 治