「福島県災害ボランティアセンター通信 はあとふるふくしま別冊」は、震災後1カ月半あまり経過した4月26日に創刊されました。今までに全国で繰り返される災害の中で、紙媒体による情報の提供が少なかったという観点から、福島県では全域を対象にした災害ボランティア活動に関した情報誌の発行は、まさに有効な取り組みとなったようです。発行元には福島県社会福祉協議会が中心となり、地元NPOやボランティアが協力して実現できた県域での情報誌発行の取り組みです。
当初、週1回という超ハードスケジュールの中での発行でしたが、現在は月に2回程度、ボランティア・被災された方々双方へ適切な情報を提供するために発行しています。タブロイド判で発行部数は2万部。6月からは神戸のNPO法人多言語センターFACILの協力で5ヶ国語にも翻訳されています。
福島県災害ボランティアセンター http://www.pref-f-svc.org/からもダウンロードできます。(寄稿)