フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
秋晴れの下 柿もぎ&芋煮会
  原発事故にあった、フクシマの親子の「一時疎開と保養」の為にお借りしている、「谷定ハウス」には3本の柿の木があり、今年も何回か剪定をし、世話をしてきました。
そんな柿が色付き、収穫の時を迎え、鶴岡市に長期避難している2家族と「守る家」サポーターで、10月26日(日)秋晴れの下、柿もぎをしました。
「柿もぎは初めて」という参加者も多かったですが、子ども達も3人参加、お父さん、お母さんとハサミを使って干し柿にもできるよう、枝付で切りました。
 その後参加者も増え、避難家族3家族(子ども達6人)サポーター6人で、芋煮会。お父さんと子ども達は外で遊び、お母さん達とサポーターで芋煮の準備。5年生のIちゃんも包丁で野菜を切り、お手伝いをいっぱいしてくれました。
 暖かな庭でみんなと美味しい芋煮を食べました。「庄内風の芋煮は初めて!」という家族もいらっしゃいました。芋煮会は、福島の芋煮と山形の芋煮の違いについて、また長期に渡る原発事故からの避難生活の悩みの交流や励ましあい、情報交換の場ともなりました。谷定地域の方からリンゴや梨などの差し入れもありました。食後も暖かな戸外でゆったり遊び、のんびり、楽しいひと時を過ごしました。
 もいだ柿は、お世話になっている方々に食べていただいたり、「守る家」で干し柿にして冬に来る親子に食べていただきたいと思います!

[連絡先] 
フクシマの子どもの未来を守る家
 代表 高橋 裕子
 TEL:080-6023-7490(守る家事務局)