８月26日、米沢市内で「この指とまれ！ そば打ち体験」が開かれました。
「男女気兼ねなく体験ができるように」と米沢市社会福祉協議会の生活支援相談員が企画した今回のそば打ち体験には、年齢も性別も幅広い参加者が集まり、米沢市民の方も交えての交流会となりました。
講師には、米沢市内の障害者施設「松風園」の安部久さんを招き、手打ちそばの手ほどきを見た後に、いよいよそれぞれのグループでそば打ちに挑戦しました。
安部さんは日ごろ、障害者施設で働く傍らで米沢市内の施設などで度々そば打ちを教えているそば名人。「上手に打つコツは、上手な人のふりをすること！」とそばを打ちながらユーモアたっぷりの冗談も弾み、参加者を笑いで沸かせます。
一つのボウルを囲み５～６人でそば粉をこね、薄く均等に伸ばしたら大きなそば包丁を使って交代でそばを切ります。さっと茹で上げたら、いよいよ試食タイム。初めて切ったそばは太さもそれぞれ、名人のそばと比べると少し凸凹していましたが、「自分で打ったそばはやっぱり別格です。最高においしい！」と参加者は笑顔でそばをすすりました。
参加者からは「借り上げ住宅は狭いので、道具を買って自宅でやりたくてもなかなかできない。こういう機会を作ってくれてうれしい」と話す人や、「初めて挑戦したけど、子どもと一緒に作ったら楽しそう！」と次の回を期待する声もあがりました。
次回は10月です。お楽しみに！
次回の予定は 温泉＆ヨガ 10月21日（火）
［連絡先］ 米沢市社会福祉協議会 TEL 0238-24-7881