トマト、ナス、ズッキーニ……夏野菜たっぷりのピザを囲んだランチ会が、7月11日天童市社会福祉協議会で開催されました。
2歳のお子さんからシニア世代まで、天童市の避難者の方のつながりで山辺町や山形市など近隣の町からの参加もあり、スタッフ含め26名。ピザ生地のために使われた小麦粉はなんと3キロ。お持ち帰りするほどたくさんピザが焼きあがりました。調理室の電気オーブン3台に加え、ガスレンジの火に直接かけて使える携帯オーブンも登場してフル稼働しました。
ランチの食卓には、夏野菜のスープとサラダも一緒に並びました。参加者の自己紹介では天童に来ておいしかったものや古里自慢を一言ずつコメントしてもらいました。
「避難元関係なく、天童市に来た者同士、ぜひ仲良くしましょう。」などの挨拶があり、一緒に作ったピザを囲んでの交流会になりました。食事のあとは米や野菜のお土産も配られ、「お腹いっぱい、交流も楽しかったです。」との感想が聞かれました。
山形市、米沢市等は、さまざまな支援活動があり、避難者の自主的な活動も多いのに比べて、天童市は横のつながりが見えにくいという声がありました。天童市避難者支援サロンに何度か集まり、天童市社協、一麦の会(山形つながるプロジェクト、子どもの未来を守る会やまがた、週末保養@やまがたのお寺の3団体のユニット)、全国有機農法連絡会(天童市本部)が案を練って企画し、今回の開催となりました。各団体ともに、今後もこのような交流の場を作っていきたいと話しています。(菅生)