5月22日、山形市避難者交流支援センターにて、浜通り交流会が開催されました。
浜通り交流会は、福島県浜通りから山形県に避難されている方の交流を目的として定期的に行われています。
浜通り交流会は、福島県浜通りから山形県に避難されている方の交流を目的として定期的に行われています。
今回の交流会のメインは、上映会「浪江町の昭和30年代の風景」。
映像は浪江町牛渡地区の方が昭和30年代に撮影したホームムービーで、日常の生活模様、故郷の景色、結婚式やお祭りなどの懐かしい風景が映し出されました。
映像に知人などが登場する場面では歓声が起こり、交流会の参加者は「とっても懐かしいです。今は帰れないけど、故郷の姿は頭に焼き付いているので、それを心の糧に生活していきたい。」と、故郷への想いを話されていました。
今回上映にご協力いただいた山形県映画センターの宮沢さんは、「ドラマとは違って起承転結はないけれど、その頃の時代の空気を明らかに甦らせる。自分の人生と重ね合わせて共感したり、忘れていた思い出を甦らせるきっかけづくりになる。明日の暮らしに前向きになってもらえればと思っています。」と思いを語られました。(小)