「東北六魂祭2014山形」が山形市内を会場に5月24・25日の2日間開催されました。震災後に始まったこのお祭りは今年で4回目、初の山形開催です。
今年のテーマは「起」、「いざ、新しい東北へ」。
霞城公園や文翔館では、各県の名物料理や特産品が販売され、七日町では様々な手作り工芸品の出店が軒を並べました。
お祭りパレード会場では元気なはねとが率いる「青森ねぶた祭り」、華麗に太鼓を叩きながら踊る「盛岡さんさ踊り」、軽快な仙台の「すずめ踊り」、日本一の大きさを誇る「福島わらじ祭り」、伝統と新しい踊りが躍動する「山形花笠まつり」、そして大迫力の「秋田竿燈まつり」が披露されました。
中でも秋田竿燈祭りの披露では、風が吹く中、竿燈を大きく曲げながら支え続け、倒れても何度も担ぎ上げる姿は、私たち東北が苦難を乗り越えようとする姿にも見え、観客からは「がんばれ!」との歓声も上がりました。担ぎ手と観客の想いが一体になり、竿燈を高く担ぎ上げる姿は熱く心からこみ上げてくるものがありました。
来年は竿燈の本場、秋田市での開催が予定されています。いつか心の底から東北六魂祭をみんなで楽しめる日がくることを願っています。