フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください
● 娘は埼玉に避難しています。私は病院へ通わないといけないのでまだ帰れないのかなと思います。借り上げ住宅制度が終わったら、年金だけでアパート  を借りて生活するのは大変です。原発避難が始まって、日本中家族が核分裂のような状態なのに、国はお構いなしです。  (南相馬市→山形市 60代 女性)
● 岩手の復興住宅は復興がまだまだ進んでいません。病気があり、病院へ通わなければいけないので、生活環境が整っていない地元に戻るより、山形に  残ったほうがいい気もします。岩手の住宅には申し込んでいるけど、まだ見込みがありません。  (岩手県→山形市 60代 女性)
● 地元の仮設住宅の友達も、3年経って生活が大変そうです。息子夫婦は子どもがいるから戻らない。でもお父さんは盆栽が好きだったので戻りたい様子。  私は、どうしようか迷っています。   (南相馬市→山形市 70代 女性)
● 短歌「大津波(おおなみ)で みっつの命 うばわれし 父母は地蔵に念いをはせる」  (石巻市→山形市 60代 女性)
● 上の子が大学に入り一人暮らしを始めました。家族住まいが3箇所に分割されています。なんだか変な感じです。  (南相馬市→高畠町 50代 女性)
● 地元は雪が積もらないので、雪が溶けてホッとしています。こちらでは高畠の歴史を勉強したり、お花見をしたりしました。また来たいです。  (南相馬市→高畠町 50代 女性)