
米沢市の林泉寺で8月4日(火)から6日(木)まで、駒澤大学の「こども育成支援置賜学舎」が主催する夏の寺子屋が開かれました。地域の小中学生が参加し、5日は午前の学習に続き、午後は多彩な伝統文化に触れる時間を過ごしました。
午後のミニコンサートには、 年以上出演を続ける「二人箏」の杉浦充氏と五十嵐真子氏が登場。「アンパンマンのマーチ」でオープニングを飾り、ポップな演奏で子ども達の心を掴むと、筝曲の代表曲や平和を願うオリジナル曲など全8曲を披露しました。三線や三味線の豊かな音色と時折響く風鈴の音も重なり、和楽器の奥深い魅力を伝える素晴らしいひとときとなりました。
続く落語は今年で3回目。三遊亭貴楽師匠が古典落語で恋物語の「崇徳院」を披露。落語の前には「誰のために生きるか自分で考える大切さ」を伝えるなど、子ども達の成長を願う粋な語りかけもありました。扇子や手ぬぐいを用いた見事な表現に、皆前のめりになって笑い、聞き入っていました。

お箏の体験では「かえるのうた」と「たなばたさま」に挑戦。最初は「指や足が痛い」と苦戦しつつも、最後は見事な掛け合いの演奏を披露し、自然と拍手が沸き起こりました。

寺子屋は震災支援で始まりましたが「今は参加する学生の新たな挑戦の場にもなっており、子ども達にとって、すぐに打ち解けられる彼らは特別でかけがえのない存在です」と 年近く続けてきた同大の石井清純教授は嬉しそうに振り返ります。デジタル化が進む中、こうした人との温かいコミュニケーションが大切な学びの場となっています。
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こども育成支援置賜学舎
TEL.080-1113-6707(代表)
