東日本大震災直後から、宮城県石巻市・東松島市・女川町などにおいて、公共交通機関で移動するのが困難な方や移動手段を持たない方などの移動支援をボランティアで行っている「特定非営利活動法人移動支援 Rera」。
ドアtoドアの送迎で、仮設住宅やみなし仮設に住む方だけでなく在宅の方の支援も行っています。
震災直後は、札幌の「ホップ障害者地域生活支援センター」などが母体で活動を始めましたが、今、Reraを支えているスタッフの多くは、石巻近辺の方たちです。自ら被災しながらも、福祉や移送支援に取組まれていました。
活動地域は、自家用車頼みで、障がい者・高齢者等の移動困難者を支える交通システムの空白地域。この活動は震災前からおこなわれていました。
移動困難者の課題は、被災地特有の問題ではなく、日本中に共通する問題です。今後は、地域のみんなで支え合う仕組みをつくり、地域に移動手段を確立し、誰もが行きたい所に、行きたい時に行ける社会をつくろうと活動しています。
■連絡先
特定非営利活動法人 移動支援 Rera
代表 村島弘子
〒986-0855
石巻市大街道東四丁目2番10号
クレンビル2階
TEL 0225-98-5667(送迎以外)
URL http://www.npo-rera.org/
フリーペーパー うぇるかむ
「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください。