フリーペーパー うぇるかむ

「うぇるかむ」は、東日本大震災により、山形県へ多数の方が避難されたことをきっかけに、2011年8月に創刊されました。詳しくはこちらをご覧ください

● 山形の高校に入学が決まりました。あと3年、母子で山形暮らしです。大学へ行きたい息子。もう家族全員で暮らすことはないのだと思います。(福島市→山形市 女性40代)
● あの大震災から3年。あっという間の3年。私の自宅は原発事故で被災し、自由に出入り出来ますが未だ線量が高く、帰る気にはなれません。息子が現在4歳。この子が何歳になったら帰れるのだろうか…。考えてると夜も眠れなくなります。(南相馬市→酒田市)
● 今年で震災から3年が経ちます。あの日からわが家では、いつも防災を心がけていざという時に備えています。(福島市在住)
● 大雪は大変だったけど、遮蔽効果で線量が下がり嬉しくなりました。でも溶けたらまた同じかぁ…(二本松市在住)
● 山形に来て知り合いも居なく不安な毎日でした。娘達が保育園に通うようになり、励まし合える素敵な友達がたくさんできました。みんなのおかげで山形生活頑張れたよ。本当にありがとう。(郡山市→山辺町)
● この冬、子どもたちは毎日のように雪遊びを楽しみました。震災がなければ出会うことのなかったお友達、知らなかった景色…複雑な思いはありますが、このご縁に感謝し毎日を笑顔で過ごしていこうと思ってます。(福島市→山形市)
● 3月7日のNHKニュースでも報道されたように、もう福島県には戻らないという自主的避難者が74%もいます。実にアンケート回答者の4分の3です。今となっては避難先に永住したいと考え始めている証拠なのです。現在、避難者が居住している山形県借り上げ住宅は、一時的な避難場所であり、いずれ出なければならない日が来ます。そこで山形県内に災害復興住宅の建設を希望します。入居を希望する人は多いのではないかと推測します。仮契約予約金納入制度を導入すれば、入居することが確実となるため、建設が加速すると思います。しかも集合住宅であれば同郷ゆえにコミュニティも形成しやすいと考えます。関係者の方々のご検討を期待します。(男性)