
国指定の伝統的工芸品である大堀相馬焼は、福島県浪江町大堀地区で作られ330年以上の歴史をもつ焼物です。湯温が冷めない独自の二重構造と美しい青ひび、力強い走り駒の絵付けが特徴です。

震災以前は23軒もの窯元があり、こちらの施設では作品販売や陶芸体験も行われていました。原発事故により休館を余儀なくされましたが、避難指示解除に伴い2023年6月3日に営業を再開。現在は7軒の窯元の作品に加え、江戸期の器や震災の記録も展示し、歴史と魅力を伝え続けています。
また、例年6月頃に「大せとまつり」が開かれ、各窯元自慢の器が並び、焼物ファンや地域を懐かしむ人々が集う再会の場にもなっています。震災は大きな傷を残しましたが、その経験を糧に若い世代の挑戦も始まり、新たな歩みが続いています。
今年は午年。走り駒は相馬藩の御神馬を描いた縁起物とされ、なみえの技・なりわい館(道の駅なみえ隣)でも購入できます。

住所/福島県双葉郡浪江町大字大堀字大堀37
開館時間/10時~15時(最終入館14時30分)
休館日/火・水・木
入館料/無料
お問合せ
大堀相馬焼協同組合
TEL:0240-35-4917(10時~17時 毎週火曜・水曜定休)
7軒の窯元は全て体験可能。お問い合わせは直接窯元へ。
